『公園にひとりで座っていると、あなたには何が見えますか?スターバックスのコーヒーを片手に、春風に乱れる髪を押さえていたのは、地下鉄でぼくが話しかけてしまった女だった。なんとなく見えていた景色がせつないほどリアルに動きはじめる。日比谷公園を舞台に、男と女の微妙な距離感を描き、芥川賞を受賞した傑作小説。 』
![]() 久しぶりの更新です、、、ほぼ月刊かしてますね。 それはそうと、最近よく日比谷公園に行くので改めて読み直してみました。 以前、本屋で立ち読みして完読したのですが、 折角だから文庫本を買ってみました。 初めて読んだときには日比谷公園に関してはほとんど知識がなかったものだから、ぴんとこなかったのだけど、小説中に知っている場所がしばしば出てくるので、割と楽しめましたね。 お話としても、相変わらず吉田修一っぽく、大きな盛り上がりこそないものの、 なんともいえない切ない読後感は悪くないですね。 日比谷公園にしょっちゅう出入りしていると、気球を上げたくなる気持ちもなんとなくわかりますし。。。笑 細かな説明は省略です。 でも、日比谷公園って変な公園ですね。 東京のほかの公園とはどこか違う。 小説中にも出てくるのですが、公園は目的なくなんにもしないでも誰からも文句を言われることがない。これは、どの公園にも共通することとはいえ、ことに日比谷公園はその傾向が強い気がしますね。 日比谷公園自体も、なんというか、、、、 こう、一見まとまりがありそうな印象である一方で、ひどく無秩序な感じもする。 これが、そのまま日比谷公園に居る人たちにも当てはまりそうな感じがする。 すくなくとも、井の頭公園の方が公園自体としても、そこに居る人たちとしても 何がしかの傾向はうっすらとあるような気がする。。。 日比谷公園、、、不思議な公園です。。。。 でも、嫌いじゃないです。
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